急増する詐欺サイト!フィッシングメールを徹底分析!
こんにちは、LamDataブログ担当です。
最近、日常的に使っているメールの中に巧妙なフィッシング詐欺が紛れ込み、多くの方が被害に遭うケースが増えています。本記事では、その危険性と対策についてわかりやすくご紹介します。
「GMOあおぞらネット銀行」などを騙ったフィッシングメールが多く報告されています。たとえば、次のような内容のメールが届くことがあります

一見すると本物の銀行からの連絡のように見えますが、これは個人情報やパスワードを盗み取ることを目的とした「フィッシングメール」です。
【フィッシングメールに見られる特徴】
- 実在の企業名やロゴを使用している
- 「今すぐログイン」などの緊急を装った文言が使われている
- 日本語が不自然、または機械翻訳のような文体(例:「通知が届いております」「恐れ入りますがログインしてください」など)
【基本的な対策】
- 心当たりのないサービスからのメールは開かない
- 日本語の文法や語調に不自然な点がないか注意する
- 同じパスワードを複数のサービスで使い回さない
- セキュリティソフトを常に最新の状態に保つ
ここで、私が最も重要だと思う対策をお伝えいたします。
【さらに効果的な2つの対策】
■ 1. 送信元メールアドレスの確認
実際のフィッシングメールでは、次のような送信元アドレスが使われていました:
GΜΟあおぞらネット銀行 -----@a p p m a i l . o s i r us f i r e . c o . z a
(※@以前は伏字)
正規のメールアドレスであれば、@以降のドメインに「aozora」などの企業名が含まれるのが一般的です。しかし、今回のように全く関係のないドメイン(例:osirusfire.co.za)が使われている場合は要注意です。
※ただし、サービスによっては企業名がドメインに含まれない場合もあります。あおぞらネット銀行に関しては、公式ドメインに企業名が含まれていることを確認しています。
■ 2. 公式サイトを検索してアクセス
メールに記載されたリンクはクリックせず、自分で検索エンジンを使ってサービスの公式ホームページにアクセスし、そこからログインするようにしましょう。リンク先がフィッシングサイトである可能性があるため、手間はかかっても、安全性を優先することが重要です。
【LamDataの取り組み】
LamDataでは、フィッシング詐欺を含むサイバー攻撃から身を守るためのセキュリティ教育を提供しています。特に法人様向けには、社内啓発資料の作成や、実際の事例を用いた研修などのご相談も承っています。
ご加入者の皆様、もし万が一、リンクを踏んでしまったりおかしいなと思った場合は、すぐに弊社へご連絡ください。
【まとめ】
被害を防ぐ第一歩は「知ること」です。今回ご紹介した対策を意識し、日頃からメールの内容を慎重に確認する習慣をつけましょう。
次回は「実際に届いた偽メールの見分け方」をテーマに、さらに具体的な事例をご紹介する予定です。
ぜひ今回の内容を参考に、日常の中で意識してみてください。それでは、引き続き安全なネット環境を共に築いていきましょう!